Salesforceのフローの使用場所を確認する方法
Salesforceのカスタム項目の画面には「使用場所」のボタンがあり、どの画面や処理で項目を使用しているかを確認することができますが、
項目以外でも「このリソース、どこで使ってたっけ?」と悩むことがあります。
今回、フローを題材にメタデータで使用場所を検索する方法をまとめます。
VS Codeを使用します。
こちらのオンラインセミナーで作成した、ケースを作成するフローを題材にします。
コード初心者でも大丈夫。Einstein GPTでApex開発に挑戦! #Salesforce - Qiita
VS Codeでメタデータを取得する
※拡張機能「Salesforce Package.xml Generator Extension for VS Code」をインストールしておくと便利です。
また、取得したメタデータに漏れがあると、そもそも検索できないので注意です。
フローのAPI参照名でメタデータを検索する
ホーム画面に配置していることがわかりました。
Salesforce画面上で確認できるようになれば嬉しいですが、メタデータを使いこなせるとリリース時などにも便利なので、今後もこの方法を活用していきたいと思います。
補足「Flow」と「FlowDefinition」について
フローのメタデータとして「Flow」「FlowDefinition」の2種類がありますが、下記の違いがあります。
- Flow:フローの定義内容の詳細
- FlowDefinition:現在有効なバージョン